自己肯定感が高まる歌 Superfly『Beautiful』
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思索
昨晩はあまりきちんと眠れなかったせいか、
今日は吐き気とだるさとで会社を半休にしてしまった。
本当の体調面だけで言えば、頑張れば何とか行けそうだったけど、
その頑張りを実行することで、
理性を保っていられるギリギリの壁が壊れてしまいそう。
そんな危うさを勝手に感じていて、
午後も迷ったけど何とかその壁を破らなくても済むような状態にはなったので出社。
頑張れば行けそうなところを、
世の中にはもっと体調が悪くても休まず出てる人もいるのに、
と自責の念に駆られてしまった。
たぶん、人に相談したって、いたって普通に受け答えはしてしまうし、
医者にかかったところで、病気と認められるような状態ではないことは分かっている。
いわゆるうつ病発覚のエピソードみたいに、
ある日突然動けなくなって、自分ではどうしようもなくなって有無を言わさず病院とか、
周りの人から見てもおかしいと思えるくらいに塞ぎ込んでしまうとか、
そういう限界の状態には到底至ってないので、
甘えてるんじゃないかと自責の念が押し寄せてくるけれど、
ここは頑張ってそうは思わないことにした。
だって一人暮らしで限界までいってしまったら、
それこそもう直接命に関わってくるんだよね。
うつ病エピソードに出てくるような人は、大抵ずっと真面目に働いてきて、
妻子がいて順当なサラリーマンだったりすることが多いけど、
それは周りに様子を見てくれている人がいて、
何か異常があったら気づいてくれたから助かって、エピソードとして現れるわけで、
周りにそういう人がいてくれない一人暮らしだったら、
本当に命に関わっていて、だからあんまり回復後のエピソードにもならないんじゃないかと。。。
その恐ろしさと危機感を持っているからこそ、
限界よりずっと手前で防衛する本能が働いて適切に休めているんだと考えれば、
HSPさまさまであるというか何というか。
そこは自分の敏感さを肯定してもいいのかな。
それに午後はそんな状態ながらも、
時間までにこなすべきことはこなせた。
仕事へのモチベーションも高かった全盛期に比べたら、
すごく時間をかけた割に大した成果物じゃないけど、
少なくとも、目的というか体裁は整ったものを仕上げる力はあったので、
それをこなしただけでも自己評価ポイント。
1日の振れ幅は大きいものの、
徐々に、自分を認められている時間が長くなっていってる気はするので良い傾向だ。
最近一人でも始められる認知行動療法のワークブックを買って、
少しずつ実践しているのも効いているのかもしれない。
タイトルに全然触れてなかったけど、
そんな自己肯定が苦手な僕がここ最近ヘビロテで聴いているのがその歌、
Superfly『Beautiful』
パワフルで軽快なメロディーにどこまでも伸びのある越智さんの歌声が好きでずっと聴いてたけど、
最近になってちゃんと歌詞を意識してみると、そのまんま自分を認めてあげようって意味だと気づいた。
どの歌詞も心に響くけれど、
特に今の自分にぴったりの心境なのが2番のBメロ
ないものを探せば 数えきれないけれど
ゆっくり愛してみよう 私というこの命を
確かに自分にないものばかりを探して落ち込んでしまっていたけど、
意外にも自分にも色んなものがあるのだと気づいて楽になった経緯もあり、
それでもすぐに自分を肯定できるようにはならず、
今朝のように酷く落ち込むこともある。
ただ、「ゆっくり」でいい、
「ゆっくり」でいいからこの自分の命を愛せるようになってみよう、
という歌詞がそんな葛藤する自分さえも受け入れられるようで、
それが2番のサビの
悲しみの先に 孤独が押し寄せても
息をしてる
今日も息をして 生きている
に繋がって、ただ自分が生きているというだけで、
自分を肯定していてもいいんだと思えて、涙が出てくる。
そんなわけで今日も1曲リピート
ドラマの主題歌にもなってSuperflyの中でも人気の曲だと思うので、
ご存知の人も多いかもしれないけど、
僕のようになかなか自己肯定ができないという人は、
改めて歌詞にも注目して聴いてみたら元気がもらえるかもしれません。
Superfly『Beautiful』
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