自分が何者かにとらわれない生き方をする
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思索
HSP診断をしてみて、確かに僕はHSPの特性に当てはまるのだけど、
それは自分の特徴のほんの一部でしかない。
どんな名前のある性質の診断をしたって、
それなりに当てはまる項目は多いだろう。
たまたまHSPという診断が自分にとって適していただけ。
だからと言って、自分イコールHSPではない。
自分を形作る要素の一部でしかない。
もっと自分は複雑で、環境とか人間関係とか経験や体質や思考など、
ありとあらゆる要素でできた、何者にもカテゴライズできない存在だ。
だから、HSPだとかその他もろもろ、名前のつく特性にとらわれた生き方をするのはやめようと思う。
真に自分がやりたいことをやって生きていけばいい。
確かに、一時期は自分がHSPだという考えのもと、
色々と学んだり活動を通したりして助けられた部分もある。
けれど、一度それを経験した上で思うことは、自分にはHSP以外の要素もたくさんあり、
そしてそれぞれに課題を抱えているということ。
HSPに適した生き方や考え方といった本や教えも広まってきているかもしれないけど、
それだけで自分の悩みや課題が解決できるわけではない。
HSPのための情報発信として、HSPである自分のためにもなるような活動として始めようと思ったこのブログも、
方向性を変えようと思っている。
というか、HSPにとらわれない、今までの自分にとらわれない新しく自分に合っていることを見つけただけで、
人生の見方が大きく変わってしまったのだ。
そしてそれはきっと自分にしか当てはまらないことだ。
どんなにノウハウを勉強しても、積極的な活動をしようと思っても、
それが、本当に、その人個人に当てはまる適切な方法でなければ続いていかない。
でもだからといって、何か一つの物事が続かないからといって、
それがその人にとって必ずしもマイナスとは限らない。
いろんなことが長続きしないことだって、その人にとって適した生き方なのかもしれない。
だから、何かにとらわれることを無くし、
もっと自分の全てを広い視野で眺めて受け入れていくような生き方、
それを自分でも実践していきたいと思う。
このブログを続けるとしたら、そういう方向性でやっていきたい。
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