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クリエイティブへの憧れ

公開日: : 思索

ここ最近、まっとうな生活習慣を取り戻してきて気づくのは、

自分はクリエイティブな活動に対する憧れがとても強いなということ。

 

昔から漫画を描いたり、複雑な折り紙の作品を作ったり、

ゲームもRPGツクールのシリーズにはまって、

壮大な設定をノートに書いてみたり。

 

高校の時の文化祭では、吹き抜けになっている校舎のロビーに、

横1.25m、縦5m の紙に絵を描いた垂れ幕を全校30クラス分飾って競い合うイベントがあったのですが、

その制作をするリーダーになり文化祭当日に封切りとなった「千と千尋の神隠し」をテーマにして最優秀賞を勝ち取ったり。

 

大学の時は合唱のサークルでは、まあ作曲はできませんでしたが、

演奏会にはJPOPと寸劇を組み合わせた演出ステージというプログラムがあり、

その脚本や寸劇の演出、曲の選定を行って演奏を行ったり。

 

過去の良い思い出を振り返っても、クリエイティブな活動が印象に残っています。

 

 

HSPはクリエイティブの面で力を発揮できるとも言われているので、

自分にとっても、何かを作るという行為は向いていたのかもしれません。

 

惜しむらくは、どれも長続きしなかったこと。

あるいは学校行事などの受け身の活動だったこと。

そして、賞を狙ったり、ウケを狙ったりすることを考えて作ってしまったこと。

それが、本当に自分の作りたいものを作るという行為を阻害していたのではないかと思います。

 

そのうちに、自分が本当は何を作りたいのか分からなくなり、

次第にクリエイティブな活動から遠ざかってしまっていき、楽しさを忘れてしまっていました。

 

けれど最近料理を作り始めたのをきっかけに、

小さいですが忘れていたクリエイティブな考えが戻ってきた気がします。

料理も形は残りませんが、作る活動には違いありませんから。

 

せっかく思いだしてきたのをきっかけに、

今度は自分が本当に作りたいものを作ってみる。

そんなトライをしていきたいなと思います。

 

 

 

 

……というところで終えても、綺麗事には見えるのかもしれませんが、

自分が本当に作りたいものは、ちゃんと作ってきていたのです。

 

僕は正直、誰かに高い評価をされたり、

ウケを狙ったり、褒められたりするために、そういうものを作ってきました。

本当に枠に縛られない自由な発想ではなく、

学校行事の規定がある中で、

あるいは定められたお題がある中で、

どれだけ工夫を凝らして人に凄いと認めてもらえるか。

 

クリエイティブな活動を通して、自分自身の承認欲求を満たすことだけを考えていました。

 

誰かに見られる、誰かに評価されることが第一にあって、

それが自分が活動をすることの源泉だったのです。

 

長いこと引きこもり、誰にも咎めを受けない環境では、

全く活動をする力が沸いてきませんでした。

本質的には、できることなら何もしたくない人間なのです。

 

ただ、社会に出るからには、人と関わるからには目立っていたい、

高く評価されたいと願うプライドだけは高い人間なのです。

 

何かを作るからには、金になった方がいいし、

人からの評価を上げるためには、賢しく計算高くもなります。

 

そして、それが自分が望むことであると同時に、

エネルギーを消耗しすぎて長く続かないといった矛盾にもつながります。

 

 

 

ただ最近は、HSP同士の交流や、「嫌われる勇気」などの本に書かれている考え方によって、

前向きに自己を肯定できるようになり、人の評価ばかりを気にしない心構えができて来ているとは思います。

 

けれど決して完璧にはなれない。

不完全で未熟で逃げてばかり。

そんな自分に嫌気が差します。

 

 

だから、僕は何かを作ろうとするとき、

自分には無い完全性をモノに対して求めるのです。

 

自分は完璧にはなれないけれど、

モノであれば、自分の理想を形にできる可能性がある。

不完全な人間がその不完全性に気づきながらも、

なお理想を目指そうとする。

 

それが、きっと憧れに繋がっているのです。

 

 

 

 

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Comment

  1. まゆみ より:

    私も幼少期から褒められたいがために絵を描いたり、作ったりしてきました。
    それで認められることで、自信を保ってました。
    第二子として生まれたってのもあるのかも(^^;姉に勝ちたかった(笑)
    理屈優位の生き方にシフトして、自らものづくり的な世界から離れたけど、結果自信や元気ややる気がなくなっていくという…。

    ここ数ヶ月でやっぱり作ることが好きなんだなぁと再確認できて、
    あれこれ理屈をつけたり卑屈になってわざと遠ざけてきたけど、それこそ手をのばしてみたら憧れていた世界は思ったより近くにあるかも!?と感じる日々です。

    長々とすみません。
    でも、やっぱりなんだか嬉しくて(*´▽`*)

    いつかお会いできたらおしゃべりしてみたいです!

    • ヌーヌー より:

      >まゆみさん

      コメントいただきありがとうございます。
      家族の影響も大きかったのですね。
      一度何かを作って高く評価されてしまうと、その期待に答えようとしてしまいますよね。

      でも、そういうことを乗り越えて、ご自身の大切な思いに気づかれたのですね^^
      まゆみさんの物づくりへの取り組みを陰ながら応援しています!

  2. まゆみ より:

    ありがとうございます!

    しばらくはものづくりの世界に没頭する予定。
    たぶん今はそういう時期なんです(*´▽`*)

    • ヌーヌー より:

      まゆみさん

      好きなことに没頭できるのは良いですね!
      きっと素敵な作品がたくさん出来上がるのでしょうね^^

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