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善と悪

公開日: : 思索

今回の記事は、HSPに対しての過激な意見が含まれるかもしれません。

批判的な意見もあるでしょうが、でも最近思ったことを書いてみます。

 

 

 

 

 

 

HSPには善良な人が多い。

 

というのは確かにその通りだと思います。

 

ですが、「HSP=善良」が成り立つわけでは無いとも思います。

 

 

むしろ、これ以上ない悪人になれるのも、

おそらくHSPだと思うのです。

 

 

HSPは周囲のことを敏感に感じ取り、

また、物事を深く考える傾向にあります。

 

でもそれだけ、他人の悪意も敏感に知ってしまうし、

最高の妄想をすると同時に、最悪のパターンも考えてしまうことができるはずです。

 

あまりにも他人のことを悪く思い過ぎたり、

決して口には出せないような、人としてあり得ないような考えだって思い浮かんでしまうでしょう。

 

 

もしそれをコントロールできずに外に出してしまったら、

ただ他人のことを敵視してしまうばかりになってしまったり、

裁きを受けるよりほかないような、救いの無い結果になってしまうこともあるでしょう。

 

そういう可能性を多く秘めているのも、

やはりHSPだと思うのです。

 

 

物理的に不可能で無い限り、

人間は思い浮かんだことを実現できてしまうから、

何よりも最悪を思い浮かべてしまうHSPは、

悪人になってしまう可能性だって高いと思います。

 

 

けれど、そうはならず、

善良でいられる人が多いということは、

そんな最悪なことを思い浮かべてしまう自分自身への嫌悪感、

外に出してはいけないと思う羞恥心が、

適切に備わっているからだとも思います。

 

人間の醜い部分があることを分かったうえで、

それをひたすらに隠してでも、

偽善者だと自己嫌悪に陥りながらも、

それでも善くあろうとすることができる。

そこにHSPとしての善良さが表れるのだと思います。

 

 

本当の自分は酷い人間だ。

自分の本心がバレたら絶対に幻滅されてしまう。

 

そんな風に自分を責めて自己嫌悪になってしまうこともあります。

 

けれど、それでも善くあろうとする心もまた本心であるはずなので、

善も悪も、何もかもがあって、

それできっと人間の全てだと認めてあげることができる。

またそれもHSPだからこそできることだと思うのです。

 

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Comment

  1. nachiko より:

    私も、常々そう感じています。

    浅くずる賢い悪人タイプはいないのですが、とてつもないことをやらかしてしまう恐れ…というか。

    怒りを溜め込むと人は鬼になるといいます。

    愛や怒りをためる器が深いHSP
    過去の感情もよみがえりやすく、過去が辛かった人は尚更、些細な事からキレてしまったりもするのかなと。

    深いが故にパワフルな鬼になる可能性を秘めている…

    だからこそ、気質を知りセルフケアできるような情報のシェアの必要性…そして共感や励ましあえる場を広げていかなければなぁとの想いが強くなる今日この頃です。

    ピュアさ故の暴走や

    • ヌーヌー より:

      nachikoさん
      確かに、負の感情を溜めこんでしまい、
      いつか爆発してしまうのでは。
      という恐怖は常にあります。

      そのためにも、溜めこんだものを抜き出す場だったり、方法だったり、
      誰かと分かりあうことは重要になってくるのだと思います。

  2. サトシ より:

    これ、そのとおりだと思う。
    凶悪な犯罪者のルポとか読んでると、以外にまともで、あれ?このひと・・・・HSP?と、思うことも。
    HSPの犯罪って、

    「腹が減ったから万引き」

    とか、

    「ムラムラしたから痴漢」

    とか、

    「ムカついたからぶん殴った」

    のような、直接、本能に結びついたものじゃない気がする。うまくいえないけど・・・。

    もしかしたら、HSPの本能って、普通の人と、そのありようが違うのかも・・・。

    自分も、多少HSP(HSS優位かな)なんで、その特性を犯罪に活かさないようにしたい(笑)

    良い考察をありがとう。

  3. ヌーヌー より:

    >サトシさん

    HSPは思慮深さを持ち合わせている傾向が多いと思うので、
    確かに衝動的な行動は少ない印象がありそうです。

    でも逆に衝動に対しても敏感であるというのなら、
    敏感であるが故に衝動を抑えきれない(感情が振り切れやすい)という可能性もありますね。

    どんな性質を持っている人であれ、感情、あるいは感情よりもっと深くにある本能のようなものをいかにコントロールできるか。
    それが人間性にとって重要なのだと思います。

    僕はそれがコントロールできていないので。。

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