1年経って思うこと
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思索
自分がHSPであると自覚してから1年経った。
HSPのコミュニティにも何度か参加して、
この1年で大きく変わったと思うこともあれば、
変わってないなと思うこともある。
一つ気づいたのは、
あまり「私はHSPだ」というカテゴライズが好きではないということ。
それまでは自分が何者か分からず、
HSPであること、もしくは内向型であること、
そういう自らの定義があるだけで、だいぶ救われたことも確かにあるけど、
HSPであることが自分の最大の特徴とするのは抵抗がある。
HSPというのは、人の個性の一部分にすぎず、
診断テストに全部当てはまる人もいれば、
HSP診断の基準は越えているけど、当てはまらないことが多い場合もある。
HSPは0か1かではなく、どれだけ敏感かという度合いで表現されるものだと思うし、
「HSPだから○○だ」と、一括りにして語れない場合だってある。
あまりにHSPということへの帰属意識が強すぎると、
人の評価や、物事の判断基準が歪められてしまうのではないかと思う。
「あの人はうるさすぎるからHSPではない」
「HSPだったらもうちょっと空気読むよね」
そういった先入観で人を見てしまうことにつながる気がしている。
自分がHSPや内向型の気質が強いことは間違いないと思うけど、
それが自分を構成する全てではないし、また他人の個性もそれだけでは語れない。
それに気づいたとき、HSPを中心とした活動というのが、
人生において1番の目標ではない気がしてしまい、1年前の情熱が無くなってきたのかなと。
前回の記事でも書いていたが、
コア・パーソナル・プロジェクトを見つけたいと思っているが、
今はまだ、自分が本当に好きなもの、熱中できるものがどこにあるのかまだ検討がつかない。
それならとりあえず、自分が少しでも好きだと思えることから、
ちょっとずつ始めていきたい。
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