心は化学物質が生み出した付随情報に過ぎないのか
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思索
最近2年ぶりくらいに、抗うつ薬と抗不安薬を飲んでいる。
仕事がだんだん合わなくなってきたのか、
ほとんどパニック状態でどうしてよいか分からなくなりの受診。
それでも、他人に対しての受け答えは普通にできる理性は残っているようで、
自分がよく分からなくなる。
抗不安薬を飲むと、2、30分くらいで気分が楽になり、
色んなことができそうな気になってくる。
うまく波に乗れば、実際に仕事もはかどる。
ただ、やっぱり薬一つで心が変化することを知ってしまうと、
心など結局は化学物質が生み出した付随情報にすぎないのではという気持ちが強まる。
本当は自分の意思で自分は動いてなく、
勝手に動いた結果を、あたかも自分の意思のように感じているだけ。
ただレールが敷かれた、決まり切った映画のような世界を見せられているだけ。
そんな気がしてしまう。
ひとつ希望があるとすれば、
心の奥底には不安の塊があって、
それを無理やり薬で押さえつけているような感覚を持っていること。
そのごまかされない感覚こそが、
本当の自分の意思なのではないかと信じて。
まずは折角2年間、薬を飲まずにやってこれたのに、
また頼らざるを得なくなったこの状況を何とか打破しないとな。。。
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