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HSP診断/HSS診断について

公開日: : 思索

HSP(Highly Sensitive Person):非常に感受性が高く敏感な気質を持つ人

HSS(High Sensation Seeking):刺激を求める人

 

自分がそれぞれの性質を持つかどうかは以下の診断テストより判断することができます

 

・HSP診断

http://blog.livedoor.jp/hsp_ko/archives/51565762.html

・HSS診断

http://blog.livedoor.jp/hsp_ko/archives/51665660.html

※(引用:HSP「超高感度人間」「高度に感受性の高い人」Highly Sensitive Person の うちの1人 P子のブログ)

 

 

HSPとHSSはそれぞれ独立した性質なので、

「HSPかつHSS」「非HSPかつ非HSS」といった具合に、

組み合わせで4種類の特徴を表すことができます。

 

この診断テストで僕は「HSPかつ非HSS」に当てはまります。

ただ、HSPの診断テスト結果は腑に落ちるものだったのですが、

HSSの結果については、実は質問からピンとこない所が多く、

本当に自分は非HSSなのかな、と疑問に思う所があるので、

この診断テストについて少し掘り下げて見たいと思います。

質問項目については上記のURLよりご確認ください。

 

 

まず、HSPの診断テスト。

こちら、僕の結果としては23個中20個が当てはまりました。

当てはまらなかったのは、少し迷って「いいえ」にした以下の3問

『カフェインに敏感に反応する』

→あまり意識したことが無いので「いいえ」でしたが、コーヒーを普段全く飲まないので実は避けてる?

『暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている』

→別に好きでは無いので積極的には見ませんが、ものによります。

『デリケートな香りや味、音、音楽などを好む』

→音や音楽は激しいよりデリケートな方が好きですが、味覚については激辛や濃い味などが好きなので。

 

と、ちょっと迷って「いいえ」にしたものをのぞけば、後はすべてが当てはまると思います。

非HSPの人にしてみれば、こういった質問事項がそもそもピンと来ないかもしれませんが、

僕は多分ずっと小さいころから、これらの問いに対して強く思い巡らせて来ていたので、

HSP診断テストそのものが、非常に納得のいくものでした。

 

ですがHSSテストの方については、その時の気分によって個数が変化し、

おおよそ、8〜10個くらいの間です。

ただ診断テストの条件によれば、男性はより「男らしい」解答をする傾向があるので、

13個以上であればHSSという判断だそうです。

なので僕はHSSということになるのでしょう。

 

ですが、HSS診断テストの質問は、どうも単純に「はい/いいえ」で答えられるものが少ないような気がします。

例えば

・会話によっては、とんでもなく退屈することがある

『好きだとわかっている場所にもう一度行くよりは、好きでないかもしれないが新しい場所に行きたい』

『自分にとって目新しく好奇心を刺激するような場所にいたいと思う』

『旅行にお金を使うなら、できるだけ知らない国がいい』

→どれも両面ある気がします。人の少なそうな平日に有給が取れたら新しい所に行きたいですが、そうじゃなければ勝手知ったる場所がいい。

 

『スキー、ロッククライミング、サーフィンなどスリルを味わえるスポーツをしてみたい』

『安全ならば、奇妙な新しい体験ができるドラッグを服用してみたい』

→実際にやったことないけれど、”やってみたい気持ち”で良いなら、なきにしもあらず。

 

『長い間家にいると落ち着かなくなる』

『することもなく待つのがいやだ』

→人目がある、仕事の状況によって左右される気がします。

 

『不慣れなこと、未知なことを楽しめる』

『ふつうでないものを見ると、とことん追求したくなる』

『新しい分野を探るのが好きだ』

→これらも、「未知」「ふつうでない」「新しい」の条件だけでは判断しづらい。

 

『まわりがひきつり笑いをするような下ネタが出ると楽しいと思う』

→まあ下ネタは好きな男子ですが(これが「男らしい」解答??)、 引きつり笑いになるよりはエレガントでありたいものです。

 

 

とまあ、あくまで僕の意見ですが、何となくふわっとしてしまう項目が多い気がして、考えすぎてしまいます。

そして、ちょっと改めて見直してみると、

診断テストの条件として「少しでも」当てはまれば「はい」と解答するように、とのことなので、

条件つきも考慮すると僕は実はHSSなのかもしれません。

 

本当はあまり深く考えずに直感で選ぶべきなのでしょうが、

診断テストの項目一つ一つをとっても、深く考えすぎたり色んな情報を読み取ろうとしてしまうのはHSPの傾向だと思うので、

自分がHSSか否かは置いといて、少なくともHSPだという診断は合っているのかなぁという結論です。

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