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自分がHSPであることを自覚するまで(1)

公開日: : 思索

自分自身がHSPだと自覚するようになったのは、つい1ヶ月ほど前のことですが、

でもHSPという言葉はずっと以前から知っていたはずです。

 

それが最近になって深く心に残るようになったのは、

とあるプロセスを経て、HSPとしての自分を受け入れる体制が整い、

そしてとても良いタイミングでHSPの情報に触れることができたからだと思います。

 

今回はそこに至るまでのプロセスについて書いてみます。

 

僕は新卒のときから、いわゆるIT系のベンチャーにずっと勤めています。

大学の時にHSPゆえに起こった悩みから、結構長い期間のモラトリアムを過ごしてしまったので、

就活も全く上手くいきませんでした。

(※余談ですが、就職活動ってものすごく非HSPのために洗練されたシステムですね。。。)

 

ですが、高校の同級生の紹介でバイトしていたことがあった縁で、

内定の出ないまま卒業目前になった冬に社長に声をかけていただき、社員として使ってもらえることになりました。

あまり希望も無く、フリーターか、果てはニートだろうと思ってしまっていたので、

最高のタイミングで、太っ腹に雇ってくれた社長には感謝しましたし、

この会社に全力で貢献していこうと思っていました。

 

そして実際に仕事は楽しかったのです。

 

大企業と違って、他に同期がいるわけでもなく、

ろくに研修などもしないまま、入社したばかりでお客さんの広告代理店に一人で送り込まれたりと、

それなりに特殊でハードな環境だとは思いますが、

就活で社会から必要とされなかった身としては、居場所と仕事があるだけで充分でした。

 

当時の日本ではあまり知られてなかった、とあるインターネット広告技術に関わっていて、

何の知識も無かった僕ですが、周りの人も知らないことに変わりがなく、

それがやりがいを更に強くしてくれていました。

 

自分で言ってしまうのも何ですが、その特定の分野に関して、

2年前の時点では日本に限れば上から数えた方が早いくらいには詳しかったと思います。

 

ですが、ムーアの法則ではないですけど、技術の進歩はあまりに早すぎます。

ちょうど2年前くらいからようやくその技術が日本でも広がりはじめ、

あっという間に色んな企業が参戦し、力とお金がある企業がサービスを始めました。

 

うちの会社のような小さな企業では、特に広告業界の大きなお金の流れには逆らえないので、

形としては撤退のようになり、僕もその広告技術の仕事からは離れるようになりました。

それから色々なことをやってきましたが、その広告技術に関わること以外にいわば「潰しがきく」仕事の経験が無く、

仕事を断り切れなかったりするHSPの性質もあってか、割と社内の何でも屋の位置づけにありました。

 

そうするとだんだん、悪いことばかりに思い至ります。

 

給料も安く、残業代もボーナスも無い、普通に考えたらブラック企業だということ。

能力のある人を雇うのではなく、扱い安い知り合いばかりを採用していること。

客先常駐が多かったのであまり気づかなかったが、取締役のパワハラが原因で辞めている人も結構いたこと。

昔は明確にあったビジネスモデルが、色んなことに手を広げすぎてかえってフワフワとしていること。

同じく色んなことをやってきた自分は、結局どれも中途半端で、他で通用するスキルがほとんど身に付いてないこと。

 

このような悪い方向への思いが重なって、

入社当時のような意気込みも消え、失敗しては怒られを繰り返すようになり、

今年の1月くらいにはついに体調も本当におかしくなり、

食べては戻して、電車でも立っていられなくなり、

病院で点滴を打ってから、午後出社することもありました。

 

そろそろ限界になりそうだと思ってたところですが、

2つの変化が訪れます。

 

急な大手企業への出向と、転職のオファーです。

 

====

えーっと、続きます。

 

 

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