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薬と依存

公開日: : 雑記

禁煙補助薬のチャンピックスを飲んで希死念慮が大きくなった経験や、

抗不安薬を再び処方してもらったり、睡眠導入剤のおかげで少し睡眠の質が改善されたりを実感すると、

薬がもたらす影響ってやっぱり大きいなと思う。

 

というより、人間の感情など数mgの化学物質で簡単に左右されてしまうほどもろいもので、

気合いだとか、意思の力なんてものでは解決できない領域が確かにあるのだなと思わざるを得ない。

 

清原が逮捕されて、シャラポワもドーピングで陽性が出てと、

ニュースでは他人事のように批判があったり、もっともな正義が振りかざされるけれど、

自分はたまたま法に引っかかるような薬に出会ったことが無いだけで、

一度そういう薬の恩恵を受けてしまえば、そこから抜け出すことは意思の力では不可能なんだろう。

 

だから、決してそういう薬に触れるような環境に身を置かないことが求められるし、

正常な思考があれば、そんな危険があっても逃れられるだろうが、

でも自分がどん底であったり、希望が持てなかったり、或は薬の影響を経験から実感していない状態で、

もし目の前に幸せな気分にさせてくれる薬があるのだったら、きっと手を出してしまうことも分かる。

 

そしてそれは薬に限らず、ギャンブルだったり、セックスだったり、アルコールだったり、ニコチンだったりするのかもしれない。

そうして依存症は生まれる。

 

人間は弱いからこそ、何かに依存していなければ生きていけない。

その依存がスポーツだったり、芸術だったり、健全な人間関係であるような人であれば、きっと幸せは近いのだろうけど、

自分はそのように上手くは行かなかった。

 

一度悪質な刺激で満足してしまうと、それ以外のもので満足することが出来なくなってしまう。

でも、それでは幸せになることはできない。

まっとうに生きるためには、社会にも、自分を肯定するためにも、

良質な依存対象を見つけるしか方法は無い。

 

それは一度堕ちてしまったものにとっては途轍もないハンデで、

普通以下からのスタートになるけれど、何とかそれをこなさなければならない。

 

一人で生きているとまた堕ちてしまいたいという誘惑に駆られることはあるけど、

何とかこうしてネットのつながりでもいいから、

社会的であろうとしたい願望はあるようだから、そういう自分を信じて上に向かっていきたい。

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Comment

  1. rie より:

    こんばんは。
    またブログにお邪魔しました。

    いまは大分減ったのですが、私も薬を飲んでいます。
    抗鬱剤を飲んでいたとき、顔が浮腫んだり、吐き気を催したり、散々でした。。^_^;
    、当時の写真を見てショックでした…w

    薬に頼らない生活に、できれば戻りたいですね。
    心の拠り所があればいいんでしょうね。。キリスト教みたいな。
    宗教は是非がありますけど…。

    • ヌーヌー より:

      >rieさん
      こんばんは。
      薬を飲んでいるとやっぱり体に影響が出てしまいますよね。。
      抗鬱剤をやめられたのであれば、離脱症状もあったのではないでしょうか?
      僕も手足のしびれやめまいなどで、なかなかやめることができなかった記憶があります。

      宗教を依存と呼んでしまうと語弊があるかもしれませんが、
      悪質なものであれば人生を狂わせる可能性があるものですしね。
      依存症として問題になるようなものほど、弱ってる心に付け入ってくるのでなかなか優しくない世の中ですね。。

  2. rie より:

    こんばんは。

    私の場合、薬を飲んでいた時の方が体調が悪かった気がします。正直、薬が自分の体に合っていたのか疑問です。特に、体の震えが酷かったですね。。元々緊張しやすいタチだったのですが、投薬してからは酷くなったと思います。
    書痙と思われる症状も出ました。副作用で症状が出るのは知っていたのですが、そっちの方が精神的に辛かったですねw
    担当医に相談すると、薬の副作用を薬で抑える、みたいなキリがない対処しかされなかったので、思い切ってやめてしまいました。
    薬を変え、量を減らしたいまは、症状がほとんど出ません。
    症状も十人十色なんだなぁと思います。。

    世の中には不安商法なんて言われるものもありますし、弱みにつけこむものは信用できませんね。。
    どんなものでも商売にしてしまうずる賢さと図太さは見習いたいものです…(ダメだけど)。

    • ヌーヌー より:

      >rieさん

      お返事ありがとうございます。
      合わない薬を処方され続けると、やっぱり止めたくなってしまいますよね。
      僕の場合はそこまでひどい症状ではなかったと思いますが、
      どうしても合わずに吐き気がおさまらない抗鬱薬があって、
      慣れるまでは時間がかかるものだと言われながらも、やっぱり慣れる前に止めてしまったりということもありました。

      精神科や心療内科でさえも、不安商法に近いようなところはあって、
      とにかく薬を出して様子見、というところも多いですしね。
      程度の差はあれ、商売のニーズは人の弱みであることがほとんどだと思います。
      食品であれ、化粧品であれ、ファッションであれ、
      それがなければ生きていけない、とはいかないまでも、
      流行に遅れてしまうとか、最低限の身だしなみとか、コンプレックスを隠すために存在するものなので、
      儲けるからには、人間の弱みを理解していないといけないのかなとも思います。
      あとはそれが度を超さないか、ビジネスではあるけれども思いやりを持っているかどうか。その差なのかなと。

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